久野 勝邦

小生の最近執筆した下記2冊の書籍について紹介する。

「日本人はなぜ変われないのか」:久野勝邦著(明文書房2014/08/05初版)
「日本はどう変わればよいのか」:久野勝邦著(明文書房2015/09/02初版)

(著者紹介)
昭和15年(1940年)福岡県で生まれて、旧満洲にて終戦を迎える。戦後の混乱の中で引き揚げ、東京・北海道を転々とする。昭和37年(1962年)、東京大学工学部卒業後、大企業に就職し、大型機器の設計製作・輸出業務に携わる。30ヶ国・170回以上の海外渡航を経験し、副社長退任後は関連上場会社5社の会長職を歴任。実務の中で、日本人のあり方を考え続けてきたが、引退後は、その経験と反省から得られた教訓を若い人達に残しておきたいと考えて、種々の執筆をしてきた。

(上記2冊に記載された教訓)
世界は各種異文化が錯綜する複雑な状況を示している。各種の異文化の差を構成している大きな要因は、言語環境と宗教感覚の差であり、この差は簡単には乗り越えられない程の大きな壁となっている。そして人間の活動領域としては、「人間学の世界」(各種文化の理解)・「経済学の世界」(金銭感覚の練磨)・「自然学の世界」(科学技術の知見)があり、全体を統合する政治家・経営者等には、これ等全体を幅広く理解する「人間の器量」の大きさが求められる訳である。
そして日本人に不得意な点でもあるが、未来を考える意識を磨く為には、世界を理解する「知性」を磨くことが求められる。日本人の「感情」を制御する「理性」という点では、素晴らしいものがある。しかしながら、「知性」という点では、西欧には負けていると言っても言い過ぎではない。「知性」は、西欧のルネサンス以降に磨かれて来たものであり、現在でも各種の産業革命を先導する大きな要素ともなっており、新しい未来に挑戦する重要な点となっている。
未来に挑戦する為には、特に強調したい点は、下記の点を磨くことである。
(A)イノベーションを目指すチャレンジ精神を磨く
(B)リスク管理と共にインテリジェンス意識を磨く
(C)仲間内意識を越えて公益を追求する気概を磨く
太平洋戦争当時から最近の福島原発事故に至るまでの、今以て克服されていない日本の問題点であり、この点をシッカリした教訓として残して置きたいと強く考えて、執筆して来たものである。

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