テニス&ゴルフ   野呂一幸

私のリフレッシュはテニスである。
デスクワークからの様々なストレス、疲れを一気に解放してくれる。社会人になってから始めたスポーツで腕前はそこそこしかない。試合より練習のときがストレス解消になる。汗が夏冬問わず顎からコートにしたたり落ちる。最後に目の周りから汗が吹き出すと一気にリフレッシュする。その爽快感がたまらない。もうじき古希を迎える歳になったがテニス熱は衰えを知らない。もう一つの楽しみはゴルフである。60歳になる手前、10年前にいやいや始めた。若いときは時間と金の無駄だと思い込んでいた。初めて2年で90を切った。なんだ簡単だと不覚にも思った。それから8年100を切るのに四苦八苦している。“やるゴルフ”を初めてすぐに“見るゴルフ”にはまった。全英オープンやその他のテレビ中継でプロのプレイを食い入るように見る。男子プロは一切参考にならない。女子プロのプレイが参考になるのはテニスと同じである。“見るゴルフ”の次に発見したのは“読むゴルフ”である。通勤の合間に夢中になり乗り過ごすことが再三である。中でも海老沢泰久著『ぼくの好きなゴルフ』 (朝日新聞社)と夏坂健著『騎士たちの一番ホール』(日経ビジネス文庫)『だからゴルフはやめられない』(幻冬舎文庫)の三冊は秀逸である。
内容がユーモアと機知に富み、挿絵も洒脱だ。『だからゴルフはやめられない』の中で夏目さんがチチ・ロドリゲスの言葉を紹介している。
「この世には、下手な奴でも楽しめるものがふたつある。
(それは)ゴルフとセックスだ。」テニスではこんな話は出てこない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です